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2009年2月13日

全方向移動自律搬送ロボットが、
NEDO「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」のステージゲートを通過

村田機械株式会社

村田機械は、2006年度から2008年度の3年間にわたって、NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト〜10年後の市場ニーズを満たすロボット技術の開発を目指して」の研究開発委託先として、慶應義塾大学、独立行政法人産業技術総合研究所とともに、「サービスロボット分野」の「ロボット搬送システム」の研究開発に取り組んできました。


このたび本プロジェクトが、今年度までの3年間の成果を評価するNEDOのステージゲート(絞り込み)評価において、「ステージ1(要素技術開発)」の達成度、再現性・安定性、ミッション達成の所要時間を評価され、後半の「ステージ2(実用化開発)」へと進むこととなりました。


村田機械では、引き続き慶應義塾大学、独立行政法人産業技術総合研究所とともに、病院や空港、鉄道、図書館、ショッピングセンターなど、公共空間 において安全・安心に利用可能な「ロボット搬送システム」を目指して、2010年度までにロボット搬送システムを実用化レベルまで高めるべく、開発を進めてまいります。




MKR-003

「MKR-003」は、「ロボット搬送システム」研究開発プロジェクトのために、村田機械研究開発本部・京都R&Dセンターが製作した「全方向移動自律搬送ロボット」です。

自動地図生成機能と自己位置認識機能、そして全方位移動機構によって、最適なルートを自分で判断し、スムーズに障害物を回避しながら、目的の場所まで移動することができるロボットです。

1) SLAMによる環境地図作成 Simultaneous Localization & Mapping
:壁の位置や道幅を正確に記憶し、地図における自分の位置も常に把握しています。

2) 経路計画 Automatic Path Planning
:作成した地図をもとに、目的地まで最短かつ安全にたどり着けるルートを瞬時に導きます。

3) 障害物回避 Obstacle Avoidance
:障害物・目的地の位置を迅速に判断し、突然現れた障害物もスムーズに避けます。


MKR-003

MKR-001の開発にあたっては、京都第二赤十字病院(京都市上京区釜座通丸太町上ル春帯町355-5)消化器科副部長/田中聖人先生の多大なご協力を得て、同病院において、2008年4月より11月まで計8回の走行実験を行ってまいりました。

病院内搬送実験

京都第二赤十字病院における走行実験
2008年11月18日


患者さんや見舞い客の皆さんをはじめ、医師、看護師、院内物流を担うSPD(Supply Processing & Distribution)といった病院関係者の皆さんを含め、不特定多数の方が行き来する病院内での走行実験は、「安全に障害物を回避しながら滞りなく走行するための制御」「子供がぶつかっても倒れない安定した重心」「人に不安感を与えないための音声やジェスチャー、メッセージ表示板などによる意思表示」など、実際の公共空間でロボット搬送システムを安全かつ安心に利用できるための様々なニーズを掘り起こすことにつながり、村田機械、慶應義塾大学、産業技術総合研究所において、要素技術の開発に生かすことができました。

病院内走行実験

車椅子の衝突回避実験
ただし患者役は村田機械社員
2008年11月18日


2008年12月19日には、京都第二赤十字病院の恒例行事である「京都第二赤十字看護専門学校生によるクリスマス・キャロル」を、MKR-003が指揮するイベントが行われました。このイベントは、「将来的に病院内でサービスロボットを活用するためにも、ロボットを皆に見せることで、ロボットの可能性を皆で考えたい」との、田中先生の発案で実施されたもので、MKR-003は、合唱の指揮を執ったり、コーラスに合わせてダンスを披露するなどして、患者さんたちを励ますためのクリマス気分を盛り上げるお手伝いをさせていただきました。

クリスマスキャロル

京都第二赤十字看護学生とのクリスマス・キャロルのイベント
2008年12月19日


 

プレスリリースに掲載されている情報は発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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