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2014年12月9日

転倒危険度評価システム「STEP+ (ステップ プラス)」の販売開始について

日本シューター株式会社
村田機械株式会社

村田機械株式会社(本社:京都市伏見区竹田向代町136 社長:村田大介)とグループ会社の株式会社日本シューター(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:新井 秀明)は、高齢者の日常生活自立度低下(寝たきり化)につながる転倒事故の抑止のため、被験者の転倒リスクを評価して転倒予防の意識啓発を促す、「転倒危険度評価システム『STEP +(ステッププラス)』」を京都大学・筑波大学・慶応大学と協同で開発しました。平成26年12月(出荷は平成27年1月)から、日本シューターより全国の医療・介護施設などへの販売を開始しました。

 

ステップ プラスは、足を前後左右に踏み出すなどのテスト方法により被測定者(高齢者)の運動機能を計測し、高齢者の日常生活自立度低下(寝たきり化)につながる転倒事故の予防意識の啓発を促すためのシステムです。


昨今、高齢者の転倒事故による外傷や脳疾患を要因とする寝たきり化が大きな社会問題となっています。医療業界、介護・福祉業界や公共団体等で高齢者の転倒予防策に取り組む中、高齢者の転倒可能性(転倒危険度)について客観的に評価できる指標がなく、評価指標の確立と測定機器の開発の要望が高まっていました。

 

村田機械および日本シューターは、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻の青山朋樹准教授と筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達専攻の山田 実准教授による、高齢者の転倒危険度と二重課題処理能力(デュアルタスク能力)の低下に相関性があるとの研究成果に基づき、二重課題処理能力を定量的に測定し転倒発生リスクを評価する計測システムのコンセプトを両教授と共同で考案しました。

 

また、計測装置の開発にあたっては、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科の高橋正樹准教授との共同開発により足位置計測のアルゴリズムを確立し、足位置計測にLRF(レーザ・レンジ・ファインダ)を応用した装置を含む計測システムとして開発しました。

 

ステップ プラスは、高齢者の転倒予防に取り組む医療・介護施設や、各区市町村の地域包括支援センターなどで、常設利用または健康関連行事などでの一時的利用を想定しており、医療・介護分野で事業を展開する村田機械グループの日本シューターが販売を担います。

 

 

「STEP +」の製品詳細

製品構成

・測定器本体
・ポール(2本)
・マット
・計測ソフト、測定結果表示ソフト
(PC・プリンタを導入者側で用意)

ステッププラス製品構成

測定方法

1)片足立ち測定
被測定者はマットの中心に立ち、左右それぞれの足を支持脚として片足立ちを実施し、その持続時間を計測する。2)の転倒リスク評価において、測定基準を満たすかどうかのスクリーニングにもこの機能を使用する。


2)運動器機能測定・転倒リスク評価
被測定者の体位に向き合うよう設置されたPC画面に表示される、前後・左右のいずれかの方向を示す矢印の向きに合わせて両足を移動するという課題と、表示される矢印と逆の方向に移動する課題を実施し、両課題での正答率と反応時間を元に運動器の機能を測定する。転倒リスクの評価結果のレポートがPCに出力される。


3)転倒予防トレーニング
2)の測定方法を、転倒予防につながるトレーニングに応用することも可能。

 特徴

1)測定が簡便
装置設定(セッティング)や測定作業がシンプルで、測定者・被測定者の双方に便利。


2)測定・評価結果が即時に目視できる
評価レポートをその場で出力でき、被測定者のモチベーションアップ効果が期待できる。
被測定者向けとは別に、医療従事者向けに詳細測定データを出力する機能も搭載。


3)小型、省スペース
設置スペースが小さく、持ち運び可能。常設利用の他、測定会等のイベントにも利用可能。

【「STEP PLUS」 測定イメージと評価結果レポートの例】


ステッププラス

 

ステッププラスレポート表ステッププラスレポート裏


【「STEP PLUS」測定の様子】



<問い合わせ先>

[製品について]
株式会社日本シューター事業開発部(担当:池田) TEL:03-3518-8670

 

[リリース内容について]
村田機械株式会社 広報室(担当:北川/高嶌) TEL:075-672-8138

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