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研究開発本部コア技術の育成、新規事業創出、
事業部開発を加速する研究開発本部

村田機械の斬新でオリジナリティあふれる製品群。そのユニークで優れた製品のベースとなる技術開発に取り組んでいるのが、京都本社・犬山事業所にある研究開発本部です。各事業部を横断する部門として、研究開発本部は、「コア技術の育成」「製品開発のスピードアップ」「新規事業の創出」の3つのミッションを担っています。

コア技術の育成

研究開発本部では、自社製品の競争力を高める要素(コア)技術の中でも、全事業部に共通して展開可能な技術をプラットフォーム技術と位置づけ、先行開発を行っています。プラットフォーム技術を基盤として、事業部が抱える技術的課題に対する解決手段を導き出すだけでなく、新しい付加価値創造にも貢献しています。

研究開発本部の3つのミッション

プラットフォーム技術と研究開発事例

メカアイデア
  • 新規オリジナル機構開発
  • 不具合分析・評価技術構築
材料
  • 最適材料開発(材料配合・材料設計)
  • 材料特性・機能評価
CAE
  • 数値解析手法開発
  • 社内数値解析環境構築
モーション
  • モーションコントロール技術開発
  • 内製ドライバ・コントローラ・センサ開発
通信
  • 高速通信技術開発
  • FA用情報ネットワーク開発
センシング
  • 画像・信号処理技術開発
  • 機械学習開発
  • データマイニング技術開発
電源
  • ワイヤレス電力伝送技術開発
  • 内製インバータ開発

製品開発のスピードアップ

研究開発本部では、事業部の製品開発プロジェクトにも数多く参画しています。例えば、研究開発本部で開発してきた制振制御技術を事業部製品に搭載し、これまでにない新発想の搬送システムを開発するなど、新しい付加価値を如何に速く形にするか、事業部の「製品開発のスピードアップ」を下支えしています。

事業部関連プロジェクト例

繊維
  • 糸の挙動シミュレーション
  • 糸に付加価値を与える新機能装置開発
L&A
  • 制振制御技術を搭載した天井走行式高速搬送台車開発
  • 無軌道台車のナビゲーション技術開発
クリーンFA
  • 次世代走行台車開発
  • 多数台車の最適配車アルゴリズム開発
工作機械
  • 高速モーションコントロール技術開発
  • 高精度センシング技術開発
情報
  • 制御用通信技術開発
  • 産業分野向け無線通信技術開発

新規事業の創出

研究開発本部では、「医療・福祉」「環境・エネルギー」「高齢化社会対策」といった社会ニーズを見据えつつ、将来の村田機械の事業の柱とすべく「新規事業の創出」を推進しています。その中で今回は、研究開発本部が長年にわたって開発を進めてきた自律移動システム「It‘s Navi®」を搭載した「ロボット床面洗浄機」と、今後、需要拡大が見込まれるCFRP(炭素繊維複合材料)の革新的成形装置、フィラメントワインダーについてご紹介します。

「自律走行式ロボット床面洗浄機」(「It’s Navi®」搭載)

走行台車等の自律移動を実現する制御システム「It’s Navi®」を搭載した「お掃除ロボット」。清掃させたい経路を事前にオペレータが手動で清掃するだけで、走行軌跡や走行速度、清掃条件等をすべて記憶。自律走行時には記憶した走行条件を再現しながら無人で清掃作業を実現。単純な作業を自動化することにより、来る少子高齢化による労働人口の確保が難しい領域に対するソリューションを提供しています。

フィラメントワインダー

京都の伝統技術の1つである、複数の糸を交差させながら紐をつくる組紐技術を応用したブレイディング(次世代組物複合材料製造)技術を改良し、炭素繊維やガラス繊維を巻き付けCFRP(炭素繊維複合材料)を成形するフィラメントワインダーを開発。これまで自動化が困難であった航空宇宙、自動車、医療用等の CFRP・GFRP製 燃料タンク、高圧容器などの分野で、軽量かつ高強度な成形体の生産性を飛躍的に向上させることができます。CFRPは、燃料電池自動車の水素タンクに使用され、今後、需要の拡大が見込まれる分野の一つです。

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