村田機械株式会社

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ムラテックL&Aの生産現場

組立準備

組立の前段取り=「キット化」して配膳する

一次仕分けで集められた部品を、現品票にある風船No.の順番で、配膳台車に並べます。
(二次仕分け)

風船No.は、設計者が組立順を考え発番しているので、事前に配膳台車に風船No.順で並べる段取り(キット化)を行うことで、組立工程では作業者は組立作業に集中することができます。

配膳作業は図面と部品表を見ながら正しく部品を並べていく必要があるので、熟練度が必要でした。誰にでも容易にキット作業が行えるよう、開発されたのが“デジタルアソート・キットカート”です。

デジタルアソート・キットカートとは

デジタルアソート・キットカートの機能と役割について紹介します。

キットカート(2次元コード対応タイプ)
RFID対応タイプでは、部品を棚に置くだけで、棚間口ごとに設置したRFIDアンテナがRFID現品票を読み取ります。参考:2次元コード対応タイプでは、現品票の2次元コードを無線ハンディターミナルで読み取ります。

作業指示表示モニタ
ターンテーブルを用いることで作業指示が前後左右どこからでも確認できます。

無線ハンディターミナル
現品票の読み取りでモノと情報を一致させます。

※キットカート(RFID対応タイプ)では、部品を棚に置くだけで、棚間口ごとに設置したRFIDアンテナがRFID現品票を読み取ります。

作業指示端末
モニタ上で、部品の配膳場所を示します。
(置くべき場所:組立順)
配膳する部品の積載場所の区画を色分けし、どの部品を何個配膳台車に仕分け(配膳)するか、わかりやすく表示します。

デジタル表示器
配膳する部品の棚位置を釦の点灯で指示します。
何個、仕分け(配膳)するか、同時に表示することができます。

RFIDアンテナ
カートに装備したRFIDアンテナが、配膳台車のRFIDを読み取り位置情報を認識します。
カートが対象の配膳台車に近づくと、作業指示がモニタに表示されます。

RFIDタグ
キットカート搭載のRFIDアンテナへ配膳台車の番地情報を配信します。

デジタルアソート・キットカートを使った配膳の流れ


当日納期置場の部品を順次キットカートに積み込みます。
キットカートの棚ごとの釦を押して棚間口を指定し、部品をカートに載せます。この時、現品票を無線ハンディターミナルリーダーで読むことで、どの部品をどの棚間口に載せたかという情報をキットカート搭載の作業指示端末に蓄えます。キットカートは、2次元コード対応タイプとRFIDタイプタイプがあり、RFID対応キットカートでは、RFIDタグ付きの部品を棚間口に置くだけでモノと情報の紐付けが完了します。

キットカートが部品で満載になったら、組立に必要な単位で、キットカートから所定の配膳台車に仕分け(アソート)をします。配膳台車には、それぞれ固有の番地情報を記録したRFID タグが取付けられ、キットカートには、配膳台車の番地情報を認識するRFIDアンテナが取付けられています。
作業者がキットカートを押しながら、キット場を巡回すると、RFIDが所定の配膳台車を位置認識し、作業者に所定場所到着の合図を出す仕組みです。

所定の場所に到着すると、キットカートの部品が載せられている棚間口の釦が点灯し、表示モニタには、配膳台車の“どの段の”“どの位置に”“何個”その部品を置くべきかをわかりやすく表示されるので、作業者は、キットカートからの指示に従うだけで、必要な部品を、必要な場所に、必要な数だけ、配膳することができます。

これらの作業を繰り返すことで、誰にでも、容易にキット作業をおこなうことが可能になりました。また、不特定多品種の部品を限られたスペースで効率的に配膳できるとともに、固定設備がないため、受注状況の変化に伴う生産量変動にフレキシブルに対応できることも大きな利点です。

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