3-ポイントシリーズ

高い繰り返し精度・通り精度を可能にした独自の折り曲げ方式

高い繰り返し精度・通り精度を可能にした独自の折り曲げ方式

従来のＶ曲げでは図のように外2点、内1点の3点で角度が決まります。
3-ポイント方式では、外3点で角度を決めるように、下型の底がNCにより上下します。
型とラムの間には油圧クッション機構があります。加圧力は油圧クッションにより、ワーク長さに対し均等に分布します。

1. 抜群の折り曲げ精度
   角度誤差とキャンバー（そり）が極めて小さく、高精度折り曲げを実現しています。
2. 加圧力は、ワーク長さに対し均一
   素材の長さにかかわらず、角度の誤差はほとんど変わりません。したがってワーク長さに応じた中間板、下型クラウニングの調整は不要です。
3. どこで曲げても高精度を実現
   左、右、中央、どの位置で曲げても同じような精度で曲がります。
   多工程ステップベンドにも対応できます。
4. テスト曲げは1回でOK
   テスト回数の削減により、手早く初品出しが可能です。
5. 板厚のバラツキに影響されない。
   外3点で角度を決めるスリーポイント方式は板厚がバラツイても角度のバラツキはほとんどありません。
6. 複雑形状も簡単に連続加工
   寸法、角度、R曲げ、ボトミング、また極端な長辺や短辺の連続加工なども簡単にこなします。
   薄板のヘミング曲げも加工プログラムの指示だけで対応でき金型の段取り替えは不要です。
7. スプリットタイプの上下型
   上型・下型ともスプリットタイプで標準100mm幅。交換にクレーン、リフトは不要です。
   また金型・アクセサリー等はヴィドマータイプのツールキャビネットにて収納可。専有面積が削減できます。
8. 型ストックは少種類で可
   上型は、30度直剣と90度グースネックの各1組、下型はご使用になる板厚に見合う2～3型でほとんどカバーできます。

1 kN = 0.102 ton

上記以外にもご相談に応じます。（例：3P-500-80）