オフィスのネットワーク化が進む中、企業は業務データの安全管理が求められています。
InformationGuard EXは不意の障害や事故からオフィスのデータを安全に守り、確実に業務継続できる環境づくりをサポートします。
選べるミラーリング方式
InformationGuard EXは熱や振動に強いNAS向けハードディスク
「Western Digital RED」を搭載。3基のハードディスクに同じ情報を保持する「トリプルミラー」を実現し、データを3重保存します。
また2基でミラーリングして残る1基をバックアップに利用する方式も選べます。ハードディスクは2/4/8TBのラインナップから、ニーズに合わせた容量を選択できます。
業務を止めないホットスワップ&オートリビルド
ハードディスクに異常が発生しても、本体電源を落とさず交換できるホットスワップに対応。さらにディスクを交換すると自動的にRAIDの復旧を行うオートリビルド機能も搭載し、業務に支障をきたさず快適な運用を維持できます。
※ バックアップ用HDDはホットスワップ対象外です。
用途に応じた多様なバックアップ
●PC内データをストレージにバックアップ
InformationGuard EXでは、ネットワーク接続されたWindows PCのローカルデータを定期的にストレージへ自動
バックアップできます。突然のHDD故障やPCの盗難といった思いがけないトラブルからデータを守ります。
●保存データを外部にバックアップ
InformationGuard EXの保存データを外付けHDD※1など外部ストレージに複数世代分バックアップを取っておくことで、誤操作などで保存データが消失・破損しても復旧の可能性を高めます。またバックアップ先に専用クラウドストレージ「InformationGuard Cloud」や「フレッツ・あずけ~る」※2も指定できます。
●重要データをクラウドバックアップでBCP対策
年々自然災害が増える中、事務所の被災などもしもの事態が起きても事業継続できる計画(BCP)の整備が求められています。
InformationGuard EXはストレージデータのバックアップ先としてInformationGuard Cloudも選択可能。事業継続に欠かせない重要データを避難させておくことで不測の事態に備えます。
※1 5GB標準搭載。オプションで増量可能です。
※2 本機能の利用可能期間は製品ライセンス期間に準じます。
機密データを守る「セキュリティーフォルダー」
個人情報など厳重な管理が必要なデータの取扱いに適した「セキュリティーフォルダー」は、権限ユーザーの暗号鍵でしか解錠できず、かつランダムなネットワークパスで開く特殊なフォルダーです。施錠時はネットワーク共有を無効化して不正アクセスやウイルス感染リスクを抑え、さらに保存データは隔離領域に自動バックアップ※1されるので、もしもの事態が起こってもファイル単位でデータを復旧でき、機密データを守り抜きます。
※1 バックアップ領域が容量不足になると古いデータから削除されます。
きめ細かいアクセス権限設定
InformationGuard EXでは、最大200ユーザー/50グループを登録可能。ストレージ内の各フォルダーやファイルに対してアクセス権限を設定できます。権限は「読み書き可能」または「読み取り専用」を設定できるので、用途や業務形態に合わせてきめ細かい設定が可能です。
ネットワーク内感染を防ぐウイルスチェック機能
InformationGuard EXはトレンドマイクロ社の組み込み型セキュリティーソリューション「Trend Micro NAS Security™」を標準搭載。ストレージに書き込まれたファイルにウイルスが検出されると自動的に駆除・隔離します。また本体前面のUSBポートにUSBメモリー※1を挿入することでメモリー内のウイルスチェックも可能。ネットワーク内でのウイルス感染被害を防ぎます。
※1 USBメモリーの種類により、正しく動作しない場合があります。
InformationGuard Log Manager2
ネットワーク内部からの情報漏えい防止を強力にサポートする経営者向けツール。情報漏えいの原因となりがちなUSBメモリーの使用をPCごとに制限したり、各PCの作業内容などのログを記録して事故発生時の原因追跡に備えます。
また各PCの稼働時間も記録できるので、テレワーク中の従業員の勤務状況を把握するのに役立ちます。
証拠保全に有効なログ管理
情報漏えいや不正アクセスの疑いが生じた際の証拠保全策として、InformationGuard EXではストレージへのアクセスログを最大10万件記録します。各ユーザーのログイン履歴に加え、ファイルのオープン・移動・作成・消去といった操作履歴も記録するので、事故発生時の調査に役立つとともに、不正な操作の抑止効果も期待できます。