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2021年8月19日

大型ワークに対応した最大加工幅1550mmのブラシ式バリ取り機「DB1500S」を販売開始

村田ツール株式会社

村田機械グループの村田ツール株式会社(本社:岐阜県美濃加茂市 社長:村田洋介)は、
板金の大型ワークに対応した最大加工幅1550mmのブラシ式バリ取り機「DB1500S」を開発。9月1日より販売を開始します。

タレットパンチプレス加工時のバリやレーザ加工時のドロスの除去を行うバリ取りは、板金ワーク(製品)の品質を左右する重要な工程です。しかしながら、ある程度の機械化は進んでいるもののまだまだ手作業に頼ることが多く、人的ミスや熟練度に依存した品質のバラつきを無くすため、機械化による加工品質の均一化が課題となっています。

当社のブラシ式バリ取り機「DBシリーズ」は、ワークをコンベア上に載せ、回転するブラシでバリを除去しますが、大型のワークについては、使用するブラシも大型化・重量化することで制御が難しくなり、当社製バリ取り機シリーズにおいても「DB1000S」の加工幅1000mmがこれまでは最大でした。今回大型ワーク用のバリ取り機へのニーズに対応するため、フレームの高剛性化やブラシ部のシャフト大径化などでこれらの課題を解決し、大型ワークにおいても安定した加工品質を実現する「DB1500S」の開発にいたりました。

 

特長
 1.高品質加工を実現する新設計の大型バリ取り機
   5'×10'材を使用した大型ワーク(最大1550mm幅)に対応

 2.大型化に対応した機械構造
   高剛性フレーム採用に加え、シャフト軸の強度化、ブラシ両持ち機構により安定加工を実現

 3.品質を追求したブラシ配置
   3本×2列のブラシ配置により、均一した安定加工と広い加工領域を実現

 4.ブラシ測長システムと高精度ブラシモニタ搭載
   ファイバーセンサによりブラシ先端を自動測定。寿命をモニタリングし、交換をスケジューリング

 5.EASYオペレーション
   対話式タッチパネルにより加工条件を36通り登録可能(オプションで100通りまで可能)
   ブラシの稼働や寿命を監視する「ブラシモニタ」機能を採用
   バリの変化に対応する「追加工モード」や「簡単モード」機能を採用。

 6.多様なバリに対応
   ブランク加工機のバリ、エッジの除去やR仕上げが可能
   表面処理鋼板、シート付ワークにも対応

 7.人にやさしい環境
   集塵機を装備しクリーンな環境で作業
   ブラシは工具を使わず簡単に交換

 

■DBシリーズ製品紹介ページはこちら

 

■主な仕様

加工サイズ (最大ワーク幅×高さ)

1550 mm × 80 mm

ブラシ軸
平行2列ブラシ

各軸設定範囲

ブラシ軸

400 rpm~1200 rpm (100単位)

旋回軸

0 rpm、 15 rpm

コンベヤ

0.3 m/min.~4.0 m/min.(0.1単位)

昇降軸ストローク

150 mm

吸引ブロワ

3段階

機械寸法

3417 mm (W) × 2900 mm (D) × 2260 mm (H)

(吸引ブロワを含み、集塵機を含まない)

電源容量

27.4kVA(標準ブロア使用時)

機械重量

3600 kg(吸引ブロワ含む)


DB1500S

 

プレスリリースに掲載されている情報は発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。

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