リモートアクセスVPN機能・サイト間VPN機能に関する
脆弱性(CVE-2026-85102/CVE-2026-85103)
についてのお知らせ

お客様各位

平素は当社製品をご利用いただき誠にありがとうございます。

この度Check Point社より、リモートアクセスVPNとサイト間VPNに関する脆弱性の情報が公開されました。
本脆弱性を悪用した実際の攻撃は、現在のところ確認されておりません。

  • CVE-2026-85102 - Improper Certificate Validation in Quantum Security Gateway
  • CVE-2026-85103 - Heap-based Buffer Overflow in VPN Certificate ASN.1 Decoding

本脆弱性について、影響範囲と対応方法をご案内いたします。

対象機種

対象機種は下記となります。

InformationGuardシリーズ:
IPB-8557/8357/8555/8355/8550/8350

TM-BOXシリーズ:
TMB-2550/2530
TMB-1555/1535/1550/1530

概要

CVE情報
CVE-2026-85102 – Improper Certificate Validation in Quantum Security Gateway
CVSS v3.1 スコア 概要
9.8

VPNネゴシエーション中に証明書が不適切に検証されると、認証されていないリモート攻撃者がゲートウェイで任意のコードを実行する可能性がある。

CVE-2026-85103 – Heap-based Buffer Overflow in VPN Certificate ASN.1 Decoding
CVSS v3.1 スコア 概要
9.8

VPN証明書ASN.1をデコードするフローでのヒープオーバーフローにより、リモート攻撃者がゲートウェイで任意のコードを実行する可能性がある。

影響を受ける条件

上記CVEともに以下の全ての条件に該当する場合、本脆弱性の影響がございます。

  • 対策前のファームウェアが適用されている。
  • リモートアクセスVPNブレード または サイト間VPNブレードが有効になっている。

対応方法

恒久対策:対策済ファームウェアへの更新

脆弱性「CVE-2026-85102」「CVE-2026-85103」は、早期対応が必要と判断しております。
弊社からご購入いただいた全ての該当製品につき、対象機種に緊急のファームウェアバージョンアップを順次実施いたします。
バージョンアップは、2026年6月12日以降の深夜2時から4時の間に実行されます。

※ バージョンアップは、インターネットに接続されクラウドサービスと通信できる機器に限定されます。
※ オンライン状態にも関わらずバージョンアップが実施できなかった場合、個別でご連絡させていただくことがあります。

対象機種とファームウェアバージョン
シリーズ 対象機種 対策済ファームウェアバージョン
InformationGuard IPB-8557
IPB-8357
R81.10.17 Build 996004968 以降
IPB-8555
IPB-8355
R81.10.17 Build 996004968 以降
IPB-8550
IPB-8350
R81.10.17 Build 996004968 以降
TM-BOX TMB-2550
TMB-2530
R82.00.10 Build 998002325 以降
TMB-1555
TMB-1535
R81.10.17 Build 996004968 以降
TMB-1550
TMB-1530
R81.10.17 Build 996004968 以降

恒久対策が出来ない場合

何らかの理由で恒久対策が実施できない場合、以下の方法で一時対策が可能です。
※あくまで下記は一時対策のため、できるだけ早急な恒久対策を実施ください。

設定方法につきましては、ご購入いただいた販売店様、または弊社インフォメーションセンターへ
お問い合わせください。

リモートアクセスVPN機能+サイト間VPN機能の無効化

リモートアクセスVPN機能 及び サイト間VPN機能を使用していない場合、または不要な場合は、「リモートアクセスVPNブレード」「サイト間VPN」の双方を無効化することで、本脆弱性の影響がなくなります。

以上