メール環境の設定

 

MFX-C2860/C2260シリーズ

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複合機からスキャン文書を直接メールで送る場合や、FAX文書をメールへ転送する場合は、事前にメール環境の構築を複合機におこなう必要があります。

以下の設定を確認のうえ設定してください。

(重要) 事前に準備いただくもの

事前に、複合機に設定するメールアカウント情報を準備していただく必要があります。

プロバイダメールをご利用されている場合は、プロバイダへお問合せいただくことで確認できます。

  • ・メールアドレス
  • ・SMTPサーバーアドレス
  • ・SMTP認証の有無
  • ・SMTP認証アカウントID・パスワード
  • ・SMTP暗号化の方式(SSL、TLS)
  • ・SMTPポート番号(587・465等)

上記情報が分からない場合は機器への設定が出来ませんので事前に準備をお願いいたします。

Step1:デフォルトゲートウェイ・DNSサーバーを設定する

メール送信をおこなうためには、IPアドレスのほかにDNSサーバー、デフォルトゲートウェイの設定が必要です。

DNSサーバー、ゲートウェイの確認方法はコンピューターのOSによって異なりますので、インターネットなどで確認してください。

▼複合機での設定

  1. メニューキーを押し、[設定メニュー]→[管理者設定]→[ネットワーク設定]→[TCP/IP設定]に入ります。
  2. [IPv4設定]にて「デフォルトゲートウェイ」を設定します。
  3. [DNSサーバー設定(IPv4)]にてDNSサーバーを設定します。

既に入力されているIPv4アドレスおよびサブネットマスクは編集不要です。

管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。
Step2:メール送信設定をおこなう(本機の操作)

事前準備でご用意いただいた情報をご用意ください。

 

  1. メニューキーを押し、[設定メニュー]-[管理者設定]-[2.管理者/本体登録] にて、「管理者登録」と「本体アドレス登録」に本機のメールアドレスを入力します(スペースを除く半角128 文字以内)
  2. メニューキーを押し、[設定メニュー]-[管理者設定]-[ネットワーク設定]-[E-mail 設定]-[E-mail 送信(SMTP)]で、サーバー情報を元に各種設定をおこないます。
    • 1ページ目:「使用する」を選択します。
    • 2ページ目:ホストアドレスにSMTPサーバーアドレスを入力します。
    • 5ページ目:SSL暗号化の場合は、「SMTP over SSL」を設定します。
      TLS暗号化の場合は、「Start TLS」を選択にて、「ポート番号(SSL)」を587に設定します。
      暗号化が無い場合は、「使用しない」を設定にて、中央の「ポート番号」に指定のポートを設定します。(587もしくは25)
    • [詳細設定]ボタン:暗号化及び認証設定をおこなっている場合は、SMTP認証の「使用する」をタップして、ユーザーIDとパスワードを入力します。
管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。
オプション:メール受信設定をおこなう

通常、メール送信のみのご利用の場合は、SMTPの設定のみでご利用頂けますが、メール受信も行う場合は以下の設定もおこなってください。

  1. 事前準備のメール情報にて、「POP3サーバー」「POPアカウントID・パスワード」を用意します。
  2. 本機にて、メニューキーを押し、[設定メニュー]-[管理者設定]-[ネットワーク]-[E-mail 設定]-[E-mail 受信(POP)]で、設定をおこないます。
    設定方法は上記SMTP設定と変わりません。
管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。
参考:メール宛先を登録する

以下に従ってメール宛先を登録できます。

  1. メニューキーを押し、[設定メニュー]-[宛先/ ボックス登録]-[ファクス/ スキャン宛先登録]-[短縮宛先( 共有)]-[Email送信]-[新規登録]をタップします。
  2. 最初のページで登録名、ふりがな等入力します。 この設定名が複合機の宛先選択の際の名前になります。
  3. 次のページに移動し、Email宛先をタップしてメールアドレスを登録します。
  4. 完了したら最後にOKを押して、画面を閉じます。

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