製品詳細
CSRマネジメント(目標・計画と実績)
ステークホルダーと村田機械
村田機械の企業活動は、お客様、サプライヤー各社、従業員とその家族、環境、地域社会など、さまざまなステークホルダーからの信頼の上に成り立っています。 |
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主な取り組み課題
当社は、各ステークホルダーに対するCSRの取り組みの対象ごとに、テーマと目標を定め、具体的な行動計画のもと、活動に取り組んでいます。今後も目標の達成に向け、マネジメントアプローチを活用した継続的改善を図ってまいります。
目標・計画と実績

環境
- 環境マネジメントシステム
2023年3月期目標と実績
- 全社環境教育や内部監査員養成講座を継続的に実施する。
【実績:○】全社環境eラーニングを実施し、計4,730名が受講した。 - 統一事務局とサイト事務局によるコミュニケーション会議を継続的に実施する。
【実績:○】サイト事務局との課題共有のため、統一事務局とサイト事務局によるコミュニケーション会議を4回実施した。
- 全社環境教育や内部監査員養成講座を継続的に実施する。
- 統一事務局とサイト事務局によるコミュニケーション会議を継続的に実施する。
- 全社環境教育や内部監査員養成講座を継続的に実施する。
- 事業活動における環境負荷低減
2023年3月期目標と実績
- CO2総排出量を2018年3月期(基準年度)比18%削減(2030年までに)
【実績:×】CO2総排出量は、2018年3月期(基準年度)比11%増加した。 - 水資源利用量原単位を2018年3月期(基準年度)比3%削減(2030年までに)
【実績:○】水資源利用量原単位は、2018年3月期(基準年度)比18%削減した。 - 廃棄物総排出量を2018年3月期(基準年度)比5%削減(2030年までに)
【実績:×】廃棄物総排出量は、2018年3月期(基準年度)比10%増加した。 - VOCの大気排出量原単位を2018年3月期(基準年度)比3%削減(2030年までに)
【実績:×】VOCの大気排出量原単位は、2018年3月期(基準年度)比26%増加した。
- CO2総排出量を2018年3月期(基準年度)比18%削減(2030年までに)
- 水資源利用量原単位を2018年3月期(基準年度)比3%削減(2030年までに)
- 廃棄物総排出量を2018年3月期(基準年度)比5%削減(2030年までに)
- VOCの大気排出量原単位を2018年3月期(基準年度)比3%削減(2030年までに)
- CO2総排出量を2018年3月期(基準年度)比18%削減(2030年までに)
従業員
- ワークライフバランスの推進
2023年3月期目標と実績-
労務管理説明会を継続的に実施する。
【実績:○】労務管理説明会を3部構成で動画配信し、1,056名が受講した。 -
労働時間適正化のため、客観的に労働時間を把握するツールの整備を行うとともに、事業所総務と連携して労働時間に関する聞き取り調査等の取り組みを行う。
【実績:△】客観的に労働時間を把握するため、PCログでログイン・ログアウト時間を把握する仕組みを準備した。(2024年3月期上半期に導入予定) -
柔軟な働き方や社員の健康と安全を支援するための制度策定や取り組みを行う。
【実績:○】2022年4月より、入社日に初年度有給休暇を付与するように変更した。2022年10月の育児・介護休業法の改正に対応し、育児休業の2回までの分割と産後パパ育休(出生時育児休業)の制度への対応を行うとともに、育児休業、介護休業を取得できる対象者の拡大を行った。 -
有給休暇取得促進を定着させ、2023年3月期に有給休暇取得率が60%以上、2025年3月期には70%を目指す。
【実績:○】2023年3月期における有給休暇取得率は65.7%となった。
- 労務管理説明会を継続的に実施する。
- 労働時間適正化のため、上半期にPCログでログイン・ログアウトの時間を把握する仕組みを導入する。また、2024年7月導入を目標に勤怠システム刷新し、労働時間の把握と管理向上に努める。
- 柔軟な働き方や社員の健康と安全を支援するための制度策定や取り組みを行う。
- 有給休暇取得促進を定着させ、2024年3月期の有給休暇取得率が前期を上回り、2025年3月期には70%程度になるよう施策を検討し取り組む。
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- ダイバーシティ&インクルージョン(多様な人材の活躍)の推進
2023年3月期目標と実績- 第5期D&I推進プロジェクトの計画、アクションプランの実行をフォロー、全社員参加型のD&Iイベントを企画・実施し、引き続き全社においてD&Iの浸透を図る。
【実績:○】第5期D&I推進プロジェクトの計画、アクションプランの実行をフォロー、全社員参加型のD&Iイベントを企画・実施し、全社においてD&Iの浸透を図った。 - 管理者を対象としたハラスメント防止セミナーを継続実施し、ハラスメントのない職場づくりを進める。
【実績:○】管理者を対象としたハラスメント防止セミナーを継続実施し、ハラスメントのない職場づくりを進めた。 - 女性リーダー育成のための女性リーダーシップ開発プログラム(WLP)の第5期を実施し、リーダーシップを発揮するための意識啓発、スキルアップを行う。
【実績:○】女性リーダー育成のための女性リーダーシップ開発プログラム(WLP)の第5期を実施し、リーダーシップを発揮するための意識啓発、スキルアップを行った。 - 法改正に伴う育児休業制度の周知・教育を実施し、男性の育児休業の取得・育児参画を促進する。
【実績:○】法改正に伴う育児休業制度の周知・教育を実施し、男性の育児休業の取得・育児参画を促進した。 - 介護をテーマにしたオンラインセミナーを実施し、仕事と介護の両立サポートを継続する。
【実績:○】介護をテーマにしたオンラインセミナーを実施し、仕事と介護の両立サポートを継続した。 - LGBTQ社員が働きやすい環境を引き続きハードとソフトの両面からの検討および見直しを行い、2022年度PRIDE指標においてシルバーを獲得する。
【実績:○】LGBTQ社員が働きやすい環境を作るため、同性パートナーシップ制度を導入し、2022年度PRIDE指標においてシルバーを獲得した。 - 上記などの活動を認められ、D&I AWARD 2022においてアドバンスの認定を受けた。
- 第5期D&I推進プロジェクトの計画、アクションプランの実行をフォロー、全社員参加型のD&Iイベントを企画・実施し、全社においてD&Iの浸透を図る。
- 管理者を対象としたハラスメント防止セミナーを継続実施し、ハラスメントのない職場づくりを進める。
- 女性リーダー育成のための女性リーダーシップ開発プログラム(WLP)の第4期のフォローアップ研修を実施する。
- 男性育休のeラーニング教育を実施し取得・育児参画を促進する。
- 介護をテーマにしたオンラインセミナーを実施し、仕事と介護の両立サポートを継続する。
- LGBTQ社員が働きやすい環境を引き続きハードとソフトの両面からの検討および見直しを行い、PRIDE指標においてゴールドを獲得する。
- D&I AWARDにおいてベストワークプレイスを獲得する。
- 第5期D&I推進プロジェクトの計画、アクションプランの実行をフォロー、全社員参加型のD&Iイベントを企画・実施し、引き続き全社においてD&Iの浸透を図る。
- 労働安全衛生の確保
2023年3月期目標と実績- <安全>
- 労働災害の未然予防のため、犬山事業所にてリスクアセスメント教育を実施する。
【実績:○】犬山事業所の社員・派遣社員を対象にリスクアセスメントWEB教育を実施し、2,566名が受講した。 - <衛生>
- メンタルヘルス不調予防のため、セルフケア教育とラインケア教育、ストレスチェック結果のアクションプラン研修を継続して実施する。
【実績:○】セルフケア教育としてストレスマネジメントeラーニング(626名受講)、メンタルタフネス度向上研修(104名受講)、ラインケア教育として労務管理説明会(1,056名受講)を実施した。ストレスチェック結果アクションプラン研修(94名受講)を実施した。 - 健康意識の向上と生活習慣改善のため、健康セミナーや健康eラーニングを継続して実施する。
【実績:○】健康eラーニング(5,673名受講)、がん予防をテーマにオンラインで健康セミナー(約400名受講)を実施した。 - 病気予防や生活習慣改善のため、健康アプリや禁煙プログラムを導入する。
【実績:○】健康アプリの「カロママプラス」、卒煙サポートプログラムの「ascure卒煙」を導入した。 - 病気の早期発見・治療のため、定期健康診断の有所見者フォローの受診勧奨を継続して実施する。
【実績:○】定期健康診断の有所見者フォローとして受診勧奨を行い、報告書の提出率は89%だった。 - 感染症予防のため、ワクチン接種等を継続して実施する。
【実績:○】インフルエンザワクチン接種を8事業所で、新型コロナウイルスワクチンの3回目職域接種を3事業所で実施した。
- <安全>
- 本社:リスクアセスメントおよびヒヤリハットにより危険箇所を把握し、年5件以上改善する。交通安全講習により安全意識を向上させる。
- 犬山事業所:危険源の特定 130件/年
- 伊勢事業所:リスクアセスメント 181件/年 、ヒヤリハット 0.7 件/月・人、安全意識向上の活動 12 回/年
- <衛生>
- メンタルヘルス不調予防のため、セルフケア教育とラインケア教育、ストレスチェック結果のアクションプラン研修を継続して実施する。
- 健康意識の向上と生活習慣改善のため、健康セミナーや健康eラーニングを継続して実施する。
- 病気の早期発見・治療のため、定期健康診断の有所見者フォローの受診勧奨を継続して実施する。
- 病気予防や生活習慣改善のため、健康アプリや禁煙プログラムの利用を推進する。
- 感染症予防のため、ワクチン接種等を継続して実施する。
- がん予防を目的にの情報提供や郵送がん検診の受診周知を行う。
地域社会
- 事業を通じた次世代の育成支援
2023年3月期目標と実績- 産官学連携活動への協力やモノづくり授業を実施する。
【実績:○】各事業所にて、産官学連携活動への協力やモノづくり授業を実施した。
- 産官学連携活動への協力やモノづくり授業を実施する。
- 産官学連携活動への協力やモノづくり授業を実施する。
企業統治
- 倫理水準の維持
2023年3月期目標と実績
- コンプライアンスに関するトレーニングを継続的に実施する。(eラーニングを年2回実施・コンプライアンス通信を毎月掲載・セミナーの実施)
【実績:○】
・全社員を対象にコンプライアンスeラーニングを年2回実施した。
・コンプライアンス通信を毎月社内ポータルに掲載し、社員の69%が毎月~数か月に1回閲覧した。 - コンプライアンス意識調査アンケートを導入し、活動成果の分析・改善を行う基盤を構築する。
【実績:○】コンプライアンス意識調査アンケートを実施し、活動成果の分析・改善を行う基盤を構築した。 - 社内コンプライアンス委員と事務局による内部コミュニケーションの活性化を図る。(委員向けセミナーの実施、委員へヒアリングを実施)
【実績:○】
・コンプライアンス委員向けセミナーを実施し、126名が受講した。
・コンプライアンス委員へ順次ヒアリングを開始し、部門の状況や課題に関してヒアリングを実施した。 - 規程の社内監査を実施するとともに、監査結果の是正に向けた指導を行う。
【実績:○】規程9件について社内監査を実施し、監査結果の是正に向けた指導を行った。
- コンプライアンスに関するトレーニングを継続的に実施する。(eラーニングを年2回実施・コンプライアンス通信を毎月掲載・セミナーの実施)
- コンプライアンス意識調査アンケートを継続的に実施し、活動成果の分析・改善を行う。
- 社内コンプライアンス委員と事務局による内部コミュニケーションの活性化を図る。(委員向けセミナーの実施、委員へヒアリングを実施)
- 規程の社内監査を実施するとともに、監査結果の是正に向けた指導を行う。
- コンプライアンスに関するトレーニングを継続的に実施する。(eラーニングを年2回実施・コンプライアンス通信を毎月掲載・セミナーの実施)
- リスク管理体制強化
2023年3月期目標と実績- グループ会社を含めた、部門横断・事業所横断による訓練を実施し、BCPの実効性を高める。
【実績:○】
・本社事業所、犬山事業所、伊勢事業所、加賀工場、吉祥院事業所、ムラテックメカトロニクス(株)滋賀事業所・大分工場、村田ツール(株)美濃加茂工場を対象にBCPに関するeラーニングを実施し、計4,505名が受講した。
・地震を想定して他事業所への情報共有と応援要請を行う「事業所横断ドリル」を本社・犬山事業所で行った。
・安否確認システムの管理者向けの操作説明会を行い、251名の管理者が受講した。 - サプライヤーの皆様と当社のBCPに関する考え方を共有する。
【実績:○】サプライヤー様112社に対してアンケートを実施し、110社より回答をいただいた(回答率98%)。
- BCPの浸透を図るためグループ会社を含めた教育を継続する。
- 部門横断・事業所横断による訓練を継続し、BCPの実効性を高める。
- 安否確認システムの登録率向上のため管理者向けの説明会を継続する。
- 引き続きサプライヤー各社と当社のBCPに関する考え方を共有する。
- グループ会社を含めた、部門横断・事業所横断による訓練を実施し、BCPの実効性を高める。
- 人権の尊重
2023年3月期目標と実績- 国際的な要請に対応するため、人権DDに関するプロジェクトを立ち上げ実行する。
【実績:○】
・サプライヤー各社に対して人権尊重に関する取り組み状況の確認アンケートを実施した。
・村田機械グループにおける人権リスクを特定した。
・人権方針を策定した。
・従業員向けに「ビジネスと人権」に関するeラーニングを実施した。
- 国際的な要請に対応するため、人権DDに関するプロジェクトを立ち上げ実行する。
- 2024年3月期目標と計画
- ビジネスパートナーおよびサプライヤーに対し人権方針の周知・展開をする。
- サプライヤーデューディリジェンスに関する取り組みを進める。
- 「ビジネスと人権」に関する情報公開を行う。
- 「ビジネスと人権」に関する取り組みの推進体制を整備する。
サプライヤーさま
- サプライチェーンにおけるCSR推進
2022年3月期目標と実績- サプライチェーンにおける部品調達リスク回避のため、サプライヤー各社との情報連携を強化する。
【実績:○】当社主要サプライヤーに対してCSRアンケートを実施し、112社より回答があった。またアンケート結果をもとに改善が必要なサプライヤーに支援を行った。
- 当社としてサプライヤーに遵守いただきたい事項について、村田機械ビジネスパートナー行動指針を用いた周知を行う。
- サプライヤーの村田機械ビジネスパートナー行動指針遵守の状況についてアンケートによる確認を行う。
- サプライヤーとのパートナーシップのもとに、対象または希望するサプライヤーにフレンドリーオーディットを行い、村田機械ビジネスパートナー行動指針を遵守いただくために必要な改善支援を行う。
- サプライチェーンにおける部品調達リスク回避のため、サプライヤー各社との情報連携を強化する。