生産革新への挑戦

ムラテックは、絶え間ない生産革新を通じて、
モノづくりを進化させ続けます。

私たちの生産革新は、すでに10年以上の蓄積があります。

1996年、国内でも最初期の例として、大分工場で情報機器のセル生産を開始しています。

1999年には加賀工場の繊維機械にセル生産を導入。2002年には本格的に展開し、当時ほとんど例の無かった大型産業機械でのセル生産の取り組みとして注目を集めました。
さらに2004年工作機械、2005年ロジスティクス&オートメーション機器と、個別仕様・個別受注生産を特徴とする大型産業機械においてもセル生産を導入しています。

そして、現場の一人ひとりの創造性を生かして進化し続ける「セル生産方式」をベースに、「1台流し」で需要変動に対応し、変種変量の「混流生産」を行う「単品生産方式」を、それぞれの製品特性、市場特性に合わせたバリエーションを展開しながら、各製造部で確立してきました。

さらにITの活用は、販売や部品調達はもちろん、海外工場や外部協力会社とも連携した「視える化」を推進し、モノづくりのSCMを進化させています。

お客さまの価値創造をお手伝いするモノづくりメーカーとして、私たちが理想とするのは、ご注文をいただいて出荷するまでの一連のサイクルをスピードアップすることで、仕掛り在庫や部品在庫の極小化を図り、需要変動に柔軟に対応できる納期対応力を強化し、つねにお客さまに満足いただけるQCD(品質・コスト・納期)を提供することです。

お客さまの期待にお応えするために、これからも私たち自身のモノづくりを、つねに進化させ続けることをお約束します。

ロジスティクス&オートメーション

ロジスティクス&オートメーション

工作機械

工作機械

繊維機械

繊維機械

情報機器

情報機器

つねに知恵を出し続け、進化し続ける人の集団であること。
それが、ムラテックの考える「現場力」です。

現場の技能や知識を、改善に生かせる知恵へと変えるのが、「生産技術力」です。生産技術力をつねに発揮し続けられるためには、意欲とプロセスを評価し、失敗を恐れない動機付けが欠かせません。
そのためには、問題が見える仕組みや、全員が知恵を出しやすくするための仕組み、技能や知識を組織の財産として継承する仕組み、つまり「管理技術力」が必要です。
管理技術力は、生産技術力の成果によって、また高められます。管理技術力と生産技術力、このサイクルを回し続けることで、つねに知恵を出し続け、進化し続ける人の集団となれる-それが私たちの考える「現場力」です。

ムラテックでは、現場力の向上を目指して、「小集団活動」と「自主研」を核に、さまざまな活動を展開しています。
30年以上の蓄積がある「小集団活動」は、現場の一人ひとりの問題解決力を向上させるプロセス学習の場として、人材育成の成果が求められます。
一方、製造部長から現場リーダーまでの「タテ」と現場リーダー同士の「ヨコ」のネットワークで問題点と改善手法を共有する「自主研」は、トップダウンで課せられたテーマに取り組み、具体的なQCD向上の成果を追求します。
「現場力」は、すべてのモノづくりの出発点。「モノづくりは人づくり」を合言葉に、私たちはこれからも現場力の向上を目指していきます。

30年以上、毎年開催されてきた「小集団活動全社発表会」。

30年以上、毎年開催されてきた「小集団活動全社発表会」。

各工場・各製造部持ち回りで「自主研」の成果を発表する「業務改善報告会」。

各工場・各製造部持ち回りで「自主研」の成果を発表する「業務改善報告会」。

「技能センター」は、新規導入教育や年次教育など、作業者のスキルアップを目指した技能教育を行っています。

「技能センター」は、新規導入教育や年次教育など、作業者のスキルアップを目指した技能教育を行っています。