安全衛生の取り組み

村田機械グループは、従業員の安全と健康を守ることを経営の最優先事項としています。そこで「労働安全衛生理念・方針」を定め、安全で快適な職場環境の実現と従業員の心と体の健康増進を目指しています。この考えのもと、代表取締役社長を責任者とする「労働安全衛生・健康経営管理体制」を構築し、各事業所の安全衛生委員会にて安全衛生活動を実行するとともに、本社に事務局を置く EHS 委員会にてグループ全体としての安全衛生活動の推進と継続的な改善に取り組んでいます。

ISO45001 認証の取得

犬山事業所を主要事業所とした犬山安全衛生サイト※1 では、2021年3月に労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格である ISO45001 認証を取得しています。リスクアセスメントや法令順守評価、また年1回の内部監査やマネジメントレビューにより、活動の継続的な改善と労働災害の撲滅を目指します。

※1 : 犬山安全衛生サイト: 村田機械 犬山事業所(関係会社含む)、伊勢事業所、豊橋事業所、村田ツール岐阜工場

取り組み事例

リスクアセスメントやヒヤリハットによる危険箇所の把握・改善、および教育や啓発活動を通じた安全意識の向上により労働災害・交通事故の未然防止を図っています。また各事業所の課題に応じて数値目標を設け、実績および達成率を管理しています。

【リスクアセスメント】

ISO45001 に則ったリスクアセスメント、法令順守評価の手法・書式を主要事業所に展開し、リスクの特定・低減と最新法令の順守につなげています。

【安全衛生手帳】

安全衛生のルールが記載されたポケットサイズの「安全衛生手帳」をすべての従業員に配布し、配布時には教育も行っています。朝礼や昼礼で1ページずつ読み合わせを行うなど、一人ひとりの安全衛生意識の向上を図っています。

【労使安全パトロール】

毎年、代表取締役社長、副社長、役員、および労働組合が主要な事業所を視察しています。各事業所で行う日常のパトロールとは異なる全社的な視点で指摘することにより、全体の安全衛生レベルの向上を目指します。

社内教育

労働災害や交通事故の防止に向けて、各種教育や訓練を実施しています。

【安全しつけ道場】

現場に潜む危険を疑似体験しながら安全教育を行う施設、「安全しつけ道場」を各工場に設けています。

安全しつけ道場
【交通安全講習】

年1回、交通事故やヒヤリハットの映像から交通安全の重要性を学ぶ講習を実施しています。

労働災害発生状況

労働災害が発生した場合は、発生した時の人・設備・管理体制などの状況を洗い出すとともに、発生原因を分析し対策を講じます。同じような労働災害の発生を予防するため、過去に発生した労働災害を一元管理し、従業員が閲覧できるようにしています。

労働災害発生件数※1

単位:件

災害の種類(休業/不休) 2019年
3月期
2020年
3月期
2021年
3月期
2022年
3月期
2023年
3月期
休業災害(休業1日以上) 6 6 1 2 4
不休災害(休業1日未満) 8 12 13 14 15

※1  対象:村田機械グループのうち主要拠点(本社、犬山事業所、伊勢事業所、加賀工場、ムラテックメカトロニクスで働くすべての人(ただし、派遣社員を含み、委託・請負社員は含まない)

労働災害度数率の推移※2

労働災害度数率の推移

※2  100万延べ労働時間当たりの労働災害による死傷者数で、災害発生の頻度を表す
   国内製造業平均は厚生労働省の労働災害動向調査より引用

労働災害強度率の推移※3

労働災害強度率の推移

※3  1,000延べ実労働時間当たりの労働損失日数で、災害の重さの程度を表す
   国内製造業平均は厚生労働省の労働災害動向調査より引用