次世代の育成・教育の支援

村田海外留学奨学会の支援

公益財団法人村田海外留学奨学会は、村田機械の創業者である故村田禎介の「向学の徒に広く海外に学ぶ機会を与えたい」との遺志を受け、現会長の村田純一が1970年(昭和45年)に設立したものです。
学生、院生は2年間、准教授、講師、助教は1年間、本人の希望する海外の大学に留学。学費から往復の渡航費、生活費まで留学に要する費用を奨学生に支給しています。
支給される額の大きさ、そして特に帰国後の進路についてのいっさいの拘束や制限の無い、他に例の少ない留学生にとって非常に有利な制度であるため、発足以来、留学希望者から高い評価を受け、設立以来約3,650名以上の優秀な応募者を集め、120名以上の奨学生の留学を支援してきました。
留学を終えた卒業生は、大学など教育機関や研究所をはじめ、日本全国、そして世界各国で各界を代表する優秀な人材として活躍されています。
村田機械は、設立以来一貫して、公益財団法人村田海外留学奨学会の活動を支援しています。

 

 

京都市の小学生向けモノづくり学習に協力

京都市が実施する、小中学生がモノづくりを学び体験する事業「京都モノづくりの殿堂」に、2010年以降継続して協力しています。「工房学習」のプログラム作成と社員の派遣、企業ブース展示、教科書副読本「京都モノづくりものがたり」の制作などを行っています。

工房学習のプログラムは2022年にリニューアル。機械の仕組みを体験するための装置を新たに設計・製作し、子どもたちに「機械での自動化が豊かな生活につながっている」というメッセージを込めた授業を実施しています。

 

 

 

地域の高校生・大学生のモノづくり研修やキャリア教育に協力

当社は地域の高校生や大学生の研修を、京都本社、犬山事業所、伊勢事業所、加賀工場など各地の事業所で受け入れています。工場でのモノづくり実習や就業体験、キャリア教育の講義など、学校と連携し教育活動を支援しています。