1mm以下の太さの糸が数十グラム巻かれたボビンから、時速約100キロで数キロ単位の大きなパッケージ(糸巻き)に糸を解きながら巻き上げる自動ワインダー。
その小さなボビン一つでも位置によりかかるテンションが異なります。
過度なテンションがかかると糸に負担がかかり、品質低下、糸切れのほか、パッケージが次の工程でトラブルを起こすなど、さまざまな問題につながります。
そこで適度なテンションを維持できるように、ボビンの糸量を常時監視するとともに、加圧センサーで更にテンションをフィードバックし制御しながらも同時に高速巻取りを実現します。