2022年06月27日

ファイバーレーザパンチプレス「MF30510HL」を発売

村田機械株式会社

村田機械株式会社(本社:京都市伏見区 社長:村田大介)は、レーザ、パンチ、成形、タップなどの板金加工を一台でカバーするファイバーレーザパンチプレス「MF30510HL」を2022年7月1日より販売開始します。

 

ファイバーレーザパンチプレス「MF30510HL」は、タレットパンチプレスをベースに、ファイバーレーザの切断加工を付加した複合加工機です。材料サイズは5’×10’ 材 (1524×3048 mm)に対応しています。当社では4’×8’ 材(1219×2438 mm)に対応した「MF3048HL」を2019年より販売してきましたが、「MF30510HL」は、お客さまからの5’×10’ 材対応への要望に応え、開発したものです。

 

「MF30510HL」のパンチプレス部のプレス能力は30トン。54または44のステーションを備えたタレットとタッピングユニットを装備し、パンチ、成形、タップ加工の複合加工が可能です。穴あけでは大口径パンチ、成形ではルーバーなど多彩な成形、タップ加工はサーボ制御による高品質加工が可能です。ファイバーレーザ部のレーザ出力は3.0 kW。ワンチャックで多彩な加工が可能となり工程集約や品質向上を実現します。

 

村田機械のファイバーレーザ複合加工機は、タレットパンチプレスベースの「MF30510HL」、「MF3048HL」の他、レーザ加工機ベースでフライングオプティクス方式を採用した「LS3015HL」「LS2512HL」の2シリーズ4機種と、これらに対応した自動搬送システムをラインナップ。薄板~厚板まで多様な複合加工と工程集約、自動化ニーズにお応えします。

村田機械は、多品種生産・高品質化や、熟練者の減少・人手不足など、さまざまな課題への対応が必要な生産現場に対して、お客様の環境・ご要望に沿った生産システムの提案を続けてまいります。

 

■主な仕様

加工範囲(X×Y) 3050 mm × 1525 mm
最大加工板厚 6.35 mm
最大積載ワーク重量 150 kg
パンチプレス加工仕様
  プレス能力 30 ton
  ヒットレート (25 mmピッチ) X: 450 hpm Y: 310 hpm
  タレットステーション数

44, 54, 56

  早送り速度 125 m/min(XY同時2軸)
  タップ 4軸 , 8軸(オプション)
ファイバーレーザ加工仕様
  定格出力 3.0 kW, 4.0 kW
  早送り速度 YL: 80 m/min Z: 80 m/min

 

<<製品紹介ページ>>

https://www.muratec.jp/sm/products/lp/mf3048hl.html

 

<<ムラテックWEB内覧会2022春>>

各種シートメタル加工機を紹介するWEB内覧会を7月29日(金)まで開催中です。

https://muratec.online/bankin2022/spring/

ファイバーレーザパンチプレス「MF3048HL」、ファイバーレーザ複合加工機「LS3015HL」「LS2512HL」、自動搬送システムの動画等をご覧いただけます。