プロジェクトストーリー

Project Story

お客様の想いをつながる力でコーディネイト

ー巨大物流センタ構築プロジェクトー

戦略的物流でクライアントのビジネスを成功へ。
顧客とともにものづくりするやりがいはひとしお

川﨑 晃太朗

KOTARO KAWASAKI

L&A事業部 SE部
2009年入社
工学研究科 機械工学科修了

川﨑が所属するL&A(ロジスティクス&オートメーション)事業部は、ロジスティクス・ソリューションを通じてさまざまな業界のモノと情報の流れを最適化するのがミッションだ。例えば、製造業の生産工程や物流の自動化を図ることで、昨今の人手不足を解消する省人化・省力化に貢献している。川﨑はそんなL&A事業部でシステムレイアウト設計(SE)に携わり、クライアントニーズのヒアリングから機器や装置の選定、最適な組み合わせ、レイアウトまで、すべてを指揮する司令塔として活躍している。

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国内外の物流を支える村田機械。
その一翼を担いたいと入社を決めた

私が村田機械に興味を持ったのは、合同企業説明会で当社のブースに立ち寄ったのがきっかけです。そこで初めてL&A事業部の存在を知り、村田機械が物流業界における世界有数の企業であることを聞かされて興味を持ちました。入社後は希望していたL&A事業部に配属され、現在までずっとシステムレイアウト設計に携わっています。これまで製造業や流通業などさまざまな業界のロジスティクス・ソリューションを担当してきましたが、転機になったのは入社7年目に先輩から引き継いだ流通小売チェーンの物流センターの自動化案件です。多様な設備を組み合わせて理想のセンターをつくり上げていく仕事を通じ、SEとして働く醍醐味を再確認することができました。

この案件をやり遂げた後に取り組んだのが、これからお話するプロジェクトです。業界トップシェアを誇る理化学機器商社の社運を賭けた巨大物流センター構築に参画…というとちょっと大げさですが(笑)、先進的な設備を多数導入したこともあり、この案件は社内でも注目を集めるプロジェクトとなりました。

他社製品を含め先進機器を多数導入。
巨大物流センタープロジェクトに挑む
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東証一部上場企業でもあるそのお客様から問い合わせがあったのは、入社9年目の2017年のこと。ちょうど大型案件を終えたばかりの私に声が掛かり、挑戦することになりました。お客様のご要望は明確で、既存の物流センター機能を新拠点に集約することに伴う省人化・省力化が最大のテーマ。ただし、スペースや出荷能力を既存拠点の約2倍へと高める一方、倉庫要員は通常の半数にしたいという難しいご要望もありました。

物流センターを構築する際、多くの同業他社は自社製品のみでシステムレイアウト設計を考えますが、村田機械は違います。当社は理想の設備を実現するためなら他社製品も積極的に採用する風土があり、お客様もそんな当社の姿勢に期待してオファーしてくださいました。そこで私たちは社内外を問わず、さまざまな最新鋭機器の導入を検討。自社の新製品であるシャトライナー(コンベヤによる搬送機能とソーターによる仕分け機能を併せ持つ、高能力ケース搬送・仕分けシステム)を核に、協力会社のパレタイズロボットやカゴ車搬送AGVなどの先進的な機器を次々と導入することを決めました。

SEはプロジェクトの司令塔。
スペシャリストを束ね、成功へと導く醍醐味

結論から言えば、巨大物流センターの自動化プロジェクトはうまくいき、以前は人が棚まで歩いて商品をピッキングしていたものを機械が自動で定点に持ってくることが可能になり、出荷作業においても人が行っていた仕分け・カゴ車への積み付け・搬送までを自動化することができました。しかし、成功までの道のりは平坦ではなく、村田機械の仕組みに協力会社の製品を組み込むためには機械的、制御的なつながりを図ることが必要でした。製品単体では性能が出るのにつなぐとうまく能力が出ないこともあり、そこは苦労しましたね。動作試験のたびに現場から上がってくる報告を精査して、社内の機械やソフトウェアの設計者、協力会社の担当者とのすり合わせに力を注ぐ。詳細を決めるのはそれぞれの専門家ですが、基本運用や方針を決定するのはSEなので、イニシアチブを取りながら全体を束ねることに心を砕きました。

現在はやっと引き渡しが終わり、目前に迫るセンターの稼働日を待つばかり。自分が手掛けた現場に命が吹き込まれるのをとても楽しみにしています。この仕事のやりがいは自分で描いたレイアウトどおりに設備が設置され、思ったとおりに動いている様子を見られること。物流設備は投資金額も大きいので、お客様の企業としての成長を左右する重要な位置づけを担えることも醍醐味の一つです。

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村田機械とつながる