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デジタルツインを活用したモノづくり

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IoT技術などを駆使し、実際に存在する物理空間をデータ化して仮想空間に再現する「デジタルツイン」。
ツイン(双子)と呼べるほど精度の高いバーチャルモデルを構築すれば、高度な分析やシミュレーションが可能となり、現実空間で将来起こりうることを事前に予測したり検証したりすることができます。

実機と同様に動作する3Dモデルを作成しバーチャル上で動かしてみることで、初期段階からソフトウェアも含めた詳細な設計のブラッシュアップが可能になります。
開発期間を短縮できるだけでなく、アイデアをすぐに可視化できるため、実際のモノを作って試す時間が削減でき、製品の品質や性能を上げる検討により多くの時間を使うことができるようになります。

ムラテックでも2018年に研究開発本部でデジタルツインの技術を導入しましたが、この数年で、既になくてはならない技術となりました。
最もその特長が生かされているのが「わいがやレビュー」の場。設計や製造などモノづくりに関わる全工程の担当者が意見を出し合います。
デジタル3DモデルをVRや原寸大プロジェクターで映し出しながら、実機を目の前にするかのようにサイズや動きを確認することができ、図面では気づかなかったところにまで意見が及びます。
サイマルテニアス・エンジニアリング(開発から製造までの複数の工程を同時並行で進めるモノづくりの手法)の実現に、デジタルツインの技術が大いに貢献しています。

2025年06月30日作成

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