情報機器事業部では、クラウド(AWS)を活用した顧客対応支援ツールを提供しています。
機器の稼働状況を遠隔から常時監視し、トラブルの予兆を早期に検知・サポートすることで、安定した運用を支援します。
これまでのサポート体制では、機器やシステムにトラブルが発生してから リモートで対処する「リアクティブ」な対応が中心でした。
しかし、IoTやクラウドの普及により、各拠点の機器をリアルタイムに監視・分析できる環境が整い、
障害を“予防的に察知し、先手を打つ”「プロアクティブ」な体制が求められるようになりました。
セキュアな通信方式である SSH(Secure Shell) のリモートポートフォワーディング機能を活用し、 クラウドを経由したリモートメンテナンスを実現しています。
■ 構成イメージ
管理者PCからAWS上のリモートメンテナンスポータルにアクセスし、 AWSを経由して顧客ネットワーク内の機器と安全な通信経路(SSHトンネル)を確立します。
この仕組みにより、外部から直接顧客ネットワークに接続することなく、 クラウド経由で安全にメンテナンス作業を行うことが可能です。

■ 特長
・セキュアな通信経路
SSH暗号化により、通信内容を保護しながらリモート接続が可能。
・閉域ネットワークとの安全な連携
顧客ネットワークのファイアウォールを開放する必要がなく、既存セキュリティポリシーを維持。
・迅速なトラブル対応
機器の状態確認やログ取得、設定変更などをリモートで即時対応。
・柔軟な運用
AWS上のポータルを経由するため、複数拠点・複数装置の一元管理にも対応。
当社が情報機器事業で進めてきた「トラブルを事前に予防するプロアクティブサポート」の仕組みは、今後、工作機械事業への活用も視野に入れています。
機械の状態をクラウド経由で見える化し、異常の兆しを早めに把握できるようにすることで、安定した稼働と早期対応を実現します。
これにより、故障してから対処する従来のサポートから、問題を未然に防ぐサポート体制へと進化させ、お客様の設備をより長く安心してお使いいただける環境づくりを目指していきます。